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H令和3年5月号

「ときしらず」の夕べ

 

昼食は先月号で紹介しました原生林の中のレストラン「ポロシリ」地元の家庭料理です。食事を済ませ美術館めぐりの後、六花亭製菓の小田社長がアート(美術・芸術)と自然の調和をテーマ(主題)として創られた「六花の森」へと向います。約4万坪の広大な土地を造園し、庭園内には清らかな美しい小川も流れています。小川沿いや林の中には、風景に溶け込むような御洒落な建物が点在し、一番高い丘には大きな石の彫刻がひとつだけ置かれていて最高の演出です。十勝の広い空、その下で営まれている自然とアートと食の調和。北海道の旅をより豊かにする時間が流れています。
「六花の森」をみて次は「紫竹ガーデン」です。日高山脈を望む十勝平野の真中に位置するこの庭を訪れる人は、1万8,000坪の園を埋め尽くす圧倒的な花の数にまず驚きます。その庭に夜明けとともに飛び出し、花の手入れをし、観光客を案内し、陽の暮れるまで過すのが園の主・紫竹昭葉さん、当時86歳でした。63歳の時、子供時代にみた美しい花園を再現しようとはじめ、今は約300種、チューリップを中心に約120万の球根が植えられています。夏になると背の高い宿根草が美しく花を咲かすと説明され、その頃は年間12万人を超える人が入園しているといってました。誰とでもニコやかに接する紫竹さんの周りにはいつも人だかりができ「ガーデン街道のグレートマザー」「北海道のターシャ・チューダ」です。ほんとうに感動する素敵なおばあちゃんにお会いでき感動でした。
今回の視察の前、六花亭製菓(株)の小田豊社長に電話で、帯広十勝訪問の際の夕食は帯広市内のどこがお奨めですかと問いました。小田社長は「あなたに奨める店はありません」との応えです。私は「広い帯広市です。どこかあるでしょう」と重ねて問うと、「私の自宅で夕食を一緒しましょう」と思いも寄らないお誘を受けました。一瞬、戸惑いましたが、私も厚顔を顧みず図々しく「ハイそれでは甘えてお世話になります」と言ってしまったのです。当日夕方、同社の本部長である松橋弘幸さんがホテルまで迎えに来て、一緒に本社へ向い小竹常務に挨拶を済ませ小田社長の自宅へと案内されました。着くと社長ご夫妻が玄関でお出迎えです。同行の大分市の友人首藤哲男氏(ホームワイド創業社長)江田亮一君(農協職員)3人は広い部屋に案内され歓談のあと夕食がはじまりました。「ヤハタさん今晩は家内の手料理です。家内はあなた達に食べてもらおうと今季最後の『ときしらず』を手に入れ待ってました」といいます。ときしらずとは本来、秋に北海道へ回帰する鮭が回遊中の初夏に水揚げされる事から「時を知らない・ときしらず」と呼ばれています。魚卵や白子が未成熟な若い鮭の為、栄養を蓄えて脂がたっぷりとのっているのが特長です。中でも、魚体に傷をつけずに水揚げする、北海道日高沖の定置網漁法によるものは古くから食通を唸らせてきた逸品との説明です。社長の意を酌んだ、奥様の手料理で、北海道の贅沢な品でご馳走を振る舞っていただきました。野暮な九州人にとっては感謝、感激の夕べです。

 

 

六花の森、丘の上に建つ石の彫刻

六花の森 丘の上に建つ石の彫刻

 

 


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