大山町中津尾の堆肥工場には、すっかり古ぼけてしまった看板が立っています。

『オーガニック・マニュアル・プラント』

1970年代にこれを掲げたときは、”オーガニック”という言葉をだれもしりませんでした。
当時の農協組合長、矢幡治美は何十年も先をよむ優れた経営感覚の持ち主でした。
経済成長でモノがあふれてきた日本が、やがて飽食の時代を迎え、慢性病がおおくなって、みんなが健康を求めるようになると、すでに70年代に予言していたのです。

耕地面積の少ない大山は大規模農業には向かない。少量でも優れたものをつくって行こうというのが大山の設計図でした。
すぐれた農産物をつくるためには、健康で力のある土づくりをしなければいけない。

大山町農協が取り組んでいたきのこ栽培の工場から、使い終えたオガクズがたくさん出ます。
このオガクズを堆肥化して大山じゅうの土をつくるアイディアがうまれました。すべてリサイクルしてきた古来の農業の知恵です。

『オーガニック・マニュアル・プラント』と堆肥工場につけられた名前にはあたらしいことに挑戦する意気込みがあふれています。

 
 

オガクズを堆肥化した有機肥料は”養土源”と名づけられました。


農家が安く買えるように40L入りの袋を200円で販売しましたから、大山じゅうの農家がどんどん使って梅林にもスモモなどの果樹園にも野菜畑にも有機肥料がたっぷり行きわたるようになったのです。

”養土源”を1袋200円で販売すると農協の堆肥工場は年間多額の赤字がでました。それでも大山の農地を力強い土にする長期計画のために農協は隠れた投資をしつづけたのです。

いま”養土源”は日産300袋。年間にすると8万袋が生産され、そのうち7万袋は町内でつかわれています。

土が健康になると農薬はほとんどつかわなくてもよくなりました。
消毒が欠かせないといわれた梅でさえ、他の産地の人が驚くほどの少量の、危険性のないものしか使っていないのです。

 
 
 
 
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