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熊さんの宝箱

 先月号の続きです。
竹熊宜孝先生の著書、「土からの医療」(昭和54年発行)「鍬と聴診器」(昭和56年発行)は病気を治すのも、食事をするのも「生命を養い健康を保つ」ために書かれたものでした。「人が健康であるためには、まず食べものが安心安全でなければならぬ。だからこそ、何よりもその源である農業が健全でなければならない。“いのち―食―農”『医は農に、農は自然に学ぶ』ということが大切なことです」という竹熊理念は広く知られています。しかし先生の今日までの、ゆるがない「いのち」の歩みには紆余曲折が多々あったと感じます。最初の出版著書「土からの医療」は熊本日日新聞第一回出版文化賞を受賞しています。当時の同社、天野論説委員長が次のようにコラム(短評記事)を掲載していますので一部分抜粋します。「説法のうまさに魅了され読み終ってハッとさせられたのは、実は竹熊さんは、いい意味での現代の“落ちこぼれ組”の大将であるという点である。竹熊さんは白い巨塔からはみ出し、華麗なる近代病院から粗末な木造の養生園を住み家とした。そこから追い出されようともした。養生園を拠点に、豊かな社会の負の部分―近代農業による地方の枯渇―化学肥料、農薬による食の汚染、さまざまな近代病、半健康―の問題を引き受けて大地に立った少数派の開拓者である。変革、世直しのドラマの演者である。落ちこぼれ見直しを、世直し運動につないでいるのである。竹熊さんの妙味、魅力は、ただひたすらにクソまじめに活動しているからではない。養生説法の仕掛けが誠に面白いのだ。時に関節はずしみたいな話術を弄して、仲間を喜ばせる。自分も悪乗りして、皆の衆と一体感をつくっている。人気がでるゆえんである。地の言葉、地の知恵、そして命あってのもの種という感情移入してのタイミングのいい、やさしさの説法、語録―そこにすごい生命力を感じるのである。標準語より地の言葉に地方分権、地域主義者魂が光っている。これから“地域医療立県”による“新しい独立国”のビジョンを構築されてはいかが―。」このように讃辞を呈しています。竹熊先生は40年前にこのような著書を出版すると共に、説得力ある養生説法で、人々の生命と暮らしと生活の大切さ、その根本である農業と土と食の問題を説い続けて、今日まで地域医療の最前線で「いのち一番」の旗を翻えしています。先にも述べましたが大山の人たちも随分と先生の養生説法を拝聴に菊池養生園に出かけて行きました。又、幾度となく先生に来ていただき講演もしていただきました。最近では四年に一回大山町で開催しています、梅干漬の祭典「全国梅干しコンクール」において第六回(平成二十三年十月二十四日開催)と第七回(平成二十七年十月二十六日開催)の審査委員長の大役をお願いしました。どちらの大会も全国47都道府県すべてからそれぞれ過去の出品数を更新する最多の千三百余点の出品がありました。著名な審査委員の先生方十名も審査にはお骨折りを頂き感謝申し上げます。竹熊先生は二回とも奥様同伴で審査にあたっていただきました。先生が審査のうえで提案されたのは、最終審査では白いお米のご飯の上に梅干しを一粒のせて食べる「食味審査で決定しましょう」ということでした。
このように私、個人としても先生にはおおくのことを教えていただきました。本当に感謝、感謝です。先生、奥様のこれからの御健勝をご祈念申し上げ筆を置きます。

 

 

審査委員長として来所のご夫婦

 

 


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