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海外との交易開始

 

 先月号で、中国蘇州市呉県人民政府(一九八三年当時の人口一一七万人)と共産党のトップを歴任した管正先生の訃報が入ったことを綴りました。管正先生との想い出はつきません。一九八九(平成元年)年には、同人民政府と共に出資をして蜂蜜を生産、加工、販売する合弁会社を設立しました。そして二〇〇三(平成十五年)年には蘇州市郊外の穹窿山(標高三四二メートル)という小高い山の中腹に、国交正常化三十周年と蘇州・大山友好交流二十周年を記念して桜の公園もつくりました。このようなことはすべて管正先生の提案と指導で実現したものです。
大山町農協が食品加工に本格的に取り組みはじめたのが一九七二(昭和四七年)年でした。そして一九七五(昭和五十年)年に梅と蜂蜜の加工製品「梅みつ」の製造に着手したのです。加工に使用する蜂蜜はまとまった量が確保できる中国で採取された蜂蜜を輸入して使用しました。その当時は中国の輸出するもの、輸入するものは広東省の広州市で春季と秋季に各一ヶ月間、一年に二回開催される「広州交易会」でしか輸出入の商談はできませんでした。当時は飛行機の便も、今のように直行便はなく、福岡より香港に入り一泊、広州市へは翌朝、香港の駅から汽車に乗り途中、中国の国境羅湖で降ろされ、国境の橋を歩いて渡り、そこにある深?税関所で通関手続きを終え再び汽車に乗って広州駅をめざしました。広州の駅に着くとそこから広州賓館というほとんど日本人が宿泊しているホテルに向かいました。日本人以外は白雲賓館という別のホテルです。ホテルに入ると多種多様な商社の方々と一緒にテーブルを囲んでの飲食となります。お酒を飲み食事をしながら自分たちの知らない未知の世界の様々な話が聞かれます。実に楽しい時間です。第一日目は、朝、商談会場行きの専用バスに乗って会場に行き、蜂蜜担当部所を探して受付に行くと、「アポイントメント(商談の人に会う予約・約束)を取るには三日後に来て下さい」と言われる。そして三日後に行くと、「用件は解った、検討するので二日後に来て下さい」と言われる。このようにひとつの商談をまとめるのに七日〜十日は要するのです。ただ輸出入の年二回の交易会なので、とんでもない広さの会場に見本の製品や直売の品が陳列されています。大きいものは軍用飛行機から戦車、トラック。小さいものは爪楊枝、箸、服装類と食用品といったようにありとあらゆるものがありました。一週間、十日とみてまわってもすべてのものを見ることはできません。このような体験はこの誌上で語りきれるものではありません。又の機会にしたいと思います。そして管正先生とお会いした一九八三(昭和五十八年)年頃からは中国の交易会もそれぞれの省単位で行われるようになり輸出入取引も緩和されてきていました。私たちが使用していたアカシア蜂蜜は、江蘇省南京貿易公司から輸出されるものが品質は一番良いと評価していましたので、いつも蘇州経由で南京に行き約200トン前後の蜂蜜輸入の商談をしていました。そのことを管正先生が知って蜂蜜合弁会社を一緒にしませんかと要望してきたのです。そこから話は段々と具体化されていくのです。

 

 

2004年(平成16年)秋 奥様同伴で来日

中央 管正先生、左は奥様、右は平松知事

 


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