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先祖の供養をするお盆

お盆は日本の夏を、代表する行事のひとつです。家ごとに先祖の眠るお墓にお参りして、あの世から戻ってきた先祖の御霊を家にお迎えして共に過ごし、供養のまつりをします。
家族や親戚が集いお仏壇の前に御供えの繕を用意します。そのお繕の上には、ご飯や煮物、果物、野菜、団子や菓子、水やお酒などが供えられます。日田地方では仏様となった祖先の霊を「精霊様」と呼んで崇め敬う習慣が根付いています。特にお盆の期間には、干燥した鱈胃を水で戻して、干竹の子や牛蒡、子芋と一緒に煮しめにしてお繕に供えます。同時に米粉に水を加え十円玉ぐらいに丸めて湯掻いて、黄粉や小豆で塗した団子のお供えもします。これは「精霊様団子」と称して親しまれています。夜になるとお供えした繕を下げてきて、集まった家族で祖先を偲び御霊に感謝しながら、下げ繕の上の供物を分けあっていただきます。小さい頃よりこの精霊様団子は大好物でほんとうに美味しくいただきました。
お盆の行事の由来を尋ねてみると、一つは仏教の盂蘭盆会という行事です。あとひとつは民間の御霊まつりへとさかのぼるようです。盂蘭盆会とはお釈迦様の弟子の目連尊者が、餓鬼道に落ちて苦しんでいた亡き母を救うために、多くの僧侶(出家して僧門に帰した人)に供養したという「仏説盂蘭盆会」にもとづくものです。民間の御霊まつりは、日本各地に伝えられているお盆の習俗からみて、暑い夏の季節、僧侶だけではなく、むしろ家族ごとの先祖や亡くなられた方々への飲食物のお供えがお盆の行事の基本であったと考えられているようです。いま私たちは、お盆になるとお墓の掃除をして仏壇をきれいに清掃して、盆ちょうちんを飾ったりして先祖の御霊を家族で迎えます。そしてお盆のお墓参りに実家に帰ってくる人たちもたくさんいます。そうして昔からお盆は、先祖より与えられた自分の人生とそのかけがえのなさを考え直すよい機会となっています。お盆の時期は宗教宗派や地域によって、さまざまな風習、習わしがあるようです。行う時期も都市部や商業地域などは七月、農村部では農作業の関係で八月のところがおおいようです。大山では八月十三日に精霊様をお迎えして三日間、鄭重なおもてなしの供養をして十五日に集った家族や親族で精霊様を安眠のお墓まで、盆灯籠に灯を点しお送りしています。そして「また来年もお迎えに上りますので来て下さい。」とお墓にお参りします。
ひと昔、前まではどこの集落もお盆の間に戻ってきた先祖の霊を慰めるために盆踊りが開催され、先祖の供養に花を添えていましたが、最近では数えるくらいの集落しか行ってないようです。盆踊りには「口説き」といって叙事詩的に文章を言い流す曲節の名手がいて、その曲節に合わせて老若男女が浴衣姿でいくつもの曲節を形を変えて美しく踊っていました。
このような地域伝統文化は大切に保存継承してもらいたいものです。
今年も先祖を供養する大切な日本の伝統行事のお盆も終わりました。
また一年、日々の生活の中で心と暮らしの豊かさを積み重ね、来年も精霊様をお迎えしましょう。

 

 

地区の盆踊り

 


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