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錦秋のお祭り

 

 「錦」それは、金銀の糸や種々の美しい色糸を用いて織り出された華麗な文様の絹織物。そのような美しい絹織物に譬えられた日本の秋は、「錦秋」と称賛され悠久の昔より人々の心に受け継がれてきています。

特に農村の秋ともなれば、田んぼには黄金色に実った稲穂が頭を垂れ、畑には古より私達が常食とする米、麦、粟、豆類、黍などの五穀と称する穀類が、そして野山には柿や栗、梨などの果実が撓わに実り色づき、食べ頃を迎えています。正に全ての美味しい作物が豊かに実る「豊穣の季節」でもあります。と同時に周囲の山々は赤や朱や黄や紫と色とりどりの錦繍に染まり、暑くもなく、寒くもなく訪れる人、見る人の心を豊かにしてくれるのがこの季節です。秋は澄んだ青空が天高く広がり、稔りの秋、食欲の秋、行楽の秋、スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋、指を折ってみても秋はほんとうに多彩な季節でもあります。この時期になりますと町内の各集落で昔の風習にそった「御九日」の行事が執り行われてきました。「おくんち」とは旧暦の九月九日のことです。そして、その時期に行うお祭りを「おくんち」と称して家族や親戚・友人がそれぞれの家庭に招かれ集まり、そこの家庭で作られた田舎料理のお煮しめ、鯖寿司、がめ煮などのご馳走を食べながら、お酒を飲みながら、どっしりとその土地に根を張って、日々の生活を最大限に愉しみ生きてきました。そのような中で、魅力あふれる仲間や家族の「心のふれ合い」が続いていくのです。これがほんとうの人間の豊かさであり日常生活ではないでしょうか。また集落にはそれぞれ古くからの神社が祀られており、四季折々に神社のお祭祀も催されています。この秋祭り「おくんち」では前夜に行う小祭、(宵宮・宵祭)を「よど」といって各集落の神社で宮相撲と呼ばれる奉納相撲が行なわれます。その日は、朝から集落の人たちが神社に集まり清掃作業や土俵づくりや標縄などの飾り付けをして、神社専用の大きな幟旗を何本も立て準備をします。夕方六時頃より小学生未満の子供たちからの奉納相撲が始り、段々と小、中学生と上っていき、最後は大人の相撲で納められます。力士として出場した人たちには、「御花」と書かれたお金の入っている封筒が土俵上に何枚も勧進元の世話人より投げ入れられます。御花の表書きには、提供した個人の名前が書かれていますので応援観客の前で読み上げられます。「サアーサアー御花がいっぱい、御花がいっぱい」と世話人の言う掛け声に子供たち(力士)の気分も盛り上がります。

 村の秋祭りとはなんと素晴らしいものでありましょう。美味しい農家の手づくりのご馳走と、うまい地酒、そして人情味溢れる愉快な仲間たちとの楽しい充実した語らいの時間に満ちています。そんな粋と幸せな時間の流れる農村にこそ、ほんとうの生活と暮らしがあり、生きる歓びが生れてくるのではないでしょうか。そんな中で十月三十日(日)に「五馬媛の里」恒例の古代米収穫祭が開催されました。福岡県や大分県の都市に住む人たちが約百三十余名参加しての古代米の稲刈りです。このことについては、次号で書かせていただきます。

 

 町内集落での奉納こども相撲

 


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