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87ムラおこしシンポジウム おおやま・THE・21 その4

 

 昭和61年師走、その年もあと十日あまりを残す頃となり職場もあわただしく東奔西走する中、次々とファックスや電話、手紙でシンポジウムの問い合わせや、申し込みが入り始めました。当時は農協の電話回線も少なく中々繋がらないと皆さん結構イライラされたようでした。私たちも反響の大きさにはビックリしたものです。その反面ホッと胸をなでおろしたのも正直な気持ちです。そして「これは成功するぞ」と気を引き締めると同時に失敗は許されないと心を緊張させたものです。大晦日になっても申し込みは続きます。預貯金を担当する金融部はじめ、その頃は31日のNHK紅白歌合戦も見られずに深夜まで業務をしていました。

 明けて正月、元旦。治美組合長以下全職員が、農協大ホールに集い恒例の拝賀式が行なわれます。男子はスーツにネクタイ、女子は美しい色鮮やかな着物姿で皆さん晴れ晴れとした顔つきです。そして十時になると、二階大ホールに約百名の役職員が勢揃いして、日の丸に向かい直立不動で拝礼した後、「君が代は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで」と国家斉唱を行い、一同は一分間の東方遙拝(はるかに離れた地より天皇の住まう東の方角の皇居に向かって拝礼すること)です。それが終るとお互いに向かい合い「明けましておめでとうございます」と新年の挨拶を交わし御神酒で乾杯します。その後、組合長の年頭挨拶を拝聴してお昼頃に御開きとなります。若い人たちは連れだって初詣でに出かけたりで燥いでいますが、私には仕事が待っていました。事務所に下りるとシンポジウム申し込みのファックスが山積みです。正月どころの算段ではありません。嬉しい悲鳴を上げながら整理に追われました。翌正月二日は、これもまた農協恒例の農協初貯金です。全職員出勤して、早朝より自分の担当する集落に出かけていきます。町内36の集落を全戸訪問し、持参したささやかな粗品をお渡しして、新年の挨拶を述べ「初貯金に参りました年の始めの縁起ものの初貯金をおねがいします」と言えばどこの家庭も家族分をそれぞれ分けたりして、貯金を用意されていました。中にはお屠蘇を用意して待ってくれている家庭もしばしばでした。お酒の好きな職員は一戸一戸のお座敷に上り、業務も忘れて飲みくれての大放談です。迎えにいかなければならないということも珍しくありませんでした。そのような職員は帰所して預かったお金の整理精算が中々できません。皆で応援にかかるのですが、酩酊のあげく書いた預かり伝票の宛名や金額が読みとれず金融の担当者は苦労したものでした。この日も最終の作業が終るのは深夜です。そうです、その頃の農協は暮れから正月は休み無しで働いていました。そして三日からはそれぞれ担当部所の初仕事につかなければなりません。そんな目まぐるしい中でのシンポジウムの準備作業でした。しかし、全員がそれぞれの担当部門で力を発揮して、忙しい中にも作業は確実に、一月十七日(土)午前九時受付開始に向けて順調にすすんでいきます。そして当日を迎え期待と不安を入り混ぜながらの受付がはじまりました。

 

 

農協ホールでの正月元旦の拝賀式

 

 

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