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87ムラおこしシンポジウム おおやまTHE21

 

 昭和61年銀杏の黄葉が秋晴れの空に映え、十一月も終ろうとしている項「虹を追う群像」の原稿が書き上がってきました。すると治美組合長より『本の出版と合わせて、今までにどこもやったことのないような「ムラおこしシンポジウム」を企画してやりなさい』と次の指示が出ました。それも年が明けて一月の中旬頃までに実施しなさいというものです。私はすぐにシンポジウムを企画するイベント会社や上部団体、行政機関などに相談して意見をうかがいました。しかしほとんどの方から、そのような目的と規模のシンポジウムを考えているならばだいたい一年ぐらい前から企画に入るものだと笑われました。

 

そう笑われても命令が出た以上やらない訳にはいきません。無い知恵を絞りながら先ずは有識者の方々の意見を聞いてまわりました。そんな助言を元に治美組合長と報連相(報告、連絡、相談)を繰り返しながら指示を受け、大筋の構想が作り上げられていきました。それから農協役員会にかけ了承を得て職員はもちろん、農協組織の中核である農事主事会、各生産部会、青壮年部、女性部、瞳会(若妻の会)等に参集をお願いしてシンポジウム開催の主旨を説明して、参加協力を要請しました。その時、治美組合長の述べた主旨をシンポジウムの案内資料の挨拶文として冒頭に掲載しましたのでご紹介したいと思います。

『わが愛する緑の町「大山」は、NPC運動を旗印にして昭和36年以来、青壮年が中心となり、魅力ある地域づくりを進めて参りました。四分の一世紀を辿って現在は高次元農業や、農村文化、国際化など燭光を求め得た思いであります。然しながら変転厳しい農村に住む者としては一日たりとも晏如たり得ないものがあります。殊に本町では所得面に於いても文化面に於いても高い層とそうでない層とがいろいろに分かれ、階層分解の傾向にあります。これは、過疎化に通ずるものとして見逃すことは出来ません。

 

また意識面に於いても積極、消極、放任の階層が生じたならユートピア(理想郷)建設の大きな障害となることを案じています。行政を初め農林団体、商工団体、青壮年組織や女性組織等の協力を得て、町民意識の昂揚をはかり、大山の良さを自らの手で掘り起し、自立発展の永続を期したい所存であります。大山で働く値打ちを自覚し、ここを安住の地として生活してもらえるよう、このシンポジウムでムラおこし、心おこしが出来ますことを念願しています。御参加諸賢の御協力に感謝申し上げます。   昭和62年1月17日』

 この短い挨拶文には、自ら夢を追い続けてきたが中々夢には手が届かない見果てぬ想いと、これから未来を託す次世代にしっかりと将来を見据えてもらい、他に援助を求めるのではなく、自分たちの手で所得や生活文化を掘り起し、物も豊か、心も豊かな理想郷を求め自立発展を永続していくことを節に願う気持ちが託されています。今、読み返してもこのシンポジウムが、『ムラおこし、自分自身の心おこし』となることを強く願い期待していたことが私達の心に熱く伝わって来ます。

 

次号もシンポジウムの続きを綴ります。

 


壇上にはアドバイザーの先生方16名と挨拶する矢幡治美組合長

 


会場となった農協本所2Fホール

 

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