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農家もてなし料理、百のご馳走 オーガニック農園オープン

 

平成13年4月20日愈々竣工式とオープンです。町内外より取引先等関係者、約百余名をお迎えして華々しいスタートの日となりました。遠くは東京、群馬、静岡、山梨県からもお越しいただきました。感謝の言葉もありません。

湯布院温泉の格式の高い有名な旅館経営者、溝口薫平氏、中谷健太郎氏の両社長も出席していましたが、料理の出し入れする小さな窓より厨房を覗き、「こんな簡単な狭い厨房で大丈夫か」と心配していただきました。当然だと思います。両社長の完整された厨房を見させてもらったことがあります。それに比べればなんとも質素な厨房です。

只、両社長が最後に口にした言葉があります。「効率等の経済効果を考えれば、自分のところの厨房も、もう一度改めて見直す必要がある」と言われたのです。その言葉は今でも私の心の中に強く印象深く焼きついています。この厨房の広さについては後日談がありますが、それはまたいつかの機会にお話しいたします。そんな狭い質素な厨房で不安をイッパイ抱えながら営業を開始しました。主婦(シェフ)の方々も一生懸命、真心こめて料理を作ります。「美味しい田舎の味を食べてもらいたい」そのような一途な思いで作っていますと、懐かしい田舎料理のヒット商品が次々と作り出されてきます。その料理がお客様の心を掴み、宣伝もせずに口コミで、日毎にお客様の来店が増していきました。そうしている中、5月の連休(ゴールデンウィーク)が近づいてきました。このままでは人手不足となり反ってお客様の期待を裏切る結果となりそうです。そこで急遽、先にシェフになっていた川津初江さん(当時62歳)達とも相談して、同級生の野村静代さん(当時62歳)にも無理なお願いをして主婦(シェフ)としての加勢をしていただくことにしました。もちろん厨房の皿洗い、客席ホールの接待等にもアルバイトを雇用して対応にあたりました。私も連休には、ほぼ全日出勤して皿洗い等の作業に努めたのでした。ありがたいことに連休が終ってもお客様の来店は絶えることなく、昼時ともなると行列のできる繁盛店になっていきました。

こうなると主婦(シェフ)の方々も自信が漲り、元気がでてきます。「見てみない、おてどんの料理が美味しいから」お客様が増えているというのです。確かにそのとおりです。嫌々ながら重い足取りで出勤していた主婦(シェフ)の方々も朝五時の早朝出勤もなんのそのです。ホップ、ステップで足取りも軽く鼻唄まじりでの出勤となったのです。

皆さん面白いと同時に楽しくてしょうがないといった感じで仕事にやってくるようになりました。そんな楽しい余裕の職場の中から優しさと労りの心が出てきます。お盆が来ると町外に出ていた子供さん、そしてその家族が帰省してきます。その人たちにせめて美味しい、懐かしい「精霊様だんご」でもたべさせてあげようと作ったのが、今では一年中お出しする人気メニューのひとつとなりました。「精霊様だんご」とは先祖や故人の霊が帰ってくるとされるお盆の供養のときのお供えものです。あの世から戻ってきた死者の霊を迎え共に過ごし、送り出す三日間。それぞれの家庭の仏壇の前に、御仏飯や飲みものや果物と共に、米粉を練り、うずらの卵の大きさに丸め茹で上げ、黄粉や小豆餡を塗したものを「精霊様だんご」と呼んでお供えします。子供の頃はこれらの「お供え繕」を下げてきて皆で美味しく食べるのが楽しみのひとつでした。故郷の懐かしい味です。この「だんご」を大分市の「お菓子の菊家」の斎藤智会長が来店の折、口にしてその味の素晴らしさに驚かれました。このだんごの味こそがお菓子の原点であると絶賛したのです。そして、同社の全従業員を三班に分けて勉強のため、この「精霊様だんご」を食べに派遣したのでした。これを聞いた主婦(シェフ)の方々は舞い上らんばかりに喜び、更に田舎料理づくりに励む結果となったのです。

 

 

 

 

 

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