『友達力と大山』

「人間一生終わって身の自慢」長い人生、途中の幸、不幸ではなく、生涯を終えた時の生き様が最も大事だという。昔から伝わる名言である。
 サラリーマンであれ、自営業者であれ、必死になって毎日の仕事に取り組んでいる。世の中は物凄い勢いで変化している。少しの油断であっても置き去りにされ、取り残されてしまう強烈なストレス社会である。去年と同じ事、いや昨日と同じ事をしても順調に行く仕事などあり得ない。いつも知恵を出し工夫を凝らさないと落ち込んでしまう。自分だけでどんなにあがいても解決出来る事は微々たるものである。
そこで、人の力を借りなければならない。
自分で目標を掲げたならば、それを達成するため情報を集めなければならない。 今は、インターネット等でかなりの情報収集はできる。しかし、機械は先の事まで考えてはくれない。生身の人間の情報が最も大事である。友達を沢山持つ、それも幅広い異業種の友人をどのくらい持っているかが仕事の成否を分ける。個人差はかなりあるが、沢山の人との出会いがある。小、中、高、大学等の学生時代や社会人となってからの出会い、様々である。数多くの出会いがある場合、この人とは人生で又巡り会い、友人としてお付き合いするかどうか瞬時に判断する訓練が大切である。そして、相手に自分の事を印象付け、自分も心の扉を開け、誠心誠意対応する事だ。初対面の方との交友を築くためには、出会いのあと速やかに電話やメールをするか又は手紙を書く等のフォローが欠かせない。1月末、北海道函館で15名位の方々と出会いがあった。日本を代表するような超一流の方達だった。帰宅と同時にそのメンバーの一人からハガキが届いた。かなりの悪筆だったが、その文面を読んだ時、相手の勇気、誠意、人柄を強く感じ良い友達になれると確信した。当然の事だが、私も15名全員に絵ハガキを出した。
人生、生きていく上で最大の宝は友達である。いかに、より多くの素敵な友人を持てるか即ち『友達力』が人生の幸、不幸を左右するのではないだろうか、アメリカ人で鉄鋼王と呼ばれ、大成功を収めたカーネギー氏のお墓の銘に『自分より秀でた友人の力を借りて成功した男、ここに眠る』と刻まれているという。友達とは、情報である。それも生きた情報である。生きた情報を駆使しないで何の幸せをつかむ事が出来るか、昔から『人が寄り付かない家は繁栄しない』と教えられた。けだし名言である。農家組合員全体の『友達力』の結集が私達の生活のバロメーターなのかも知れない。

 
 
 
 
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