『NPC新年の挨拶』

いつの時代も大きく変化を遂げている。
しかし、この一年間ほど時代の変革を感じた年はなかった。
原油の高騰、地球規模の温暖化、BRICSと呼ばれるブラジル、ロシア、インド、中国の経済発展、これらは連動しながら私達の生活に迫ってくる。中国、インドの経済発展は、エネルギーの大量消費を伴い、信じられない程の油の高騰をもたらした。又、代替エネルギーとして、バイオ、エタノールが脚光を浴び、トウモロコシに転作する為、そのあおりを受けこれらも又、価格が高騰した。国内の畜産農家、キノコ農家、焼酎メーカーまで直撃を受けた。販売物に自ら価格転嫁できない。第一次産業はたまったものではない。厄介な事に、原油価格は需給関係で高騰したとは言いがたい。世界の有り余った金が蜜に群がる蜂のように国際ファンドとして暴れまわっている。アメリカのサブプライム問題も同じ構図である。原油が一段落すると、その資金は地球規模で穀物に群がる事になりはしないか心配である。衰退の一途をたどる日本農業は、エネルギー換算自給率で39%を割り込み、史上最悪の状況である。
農村の高齢化、若者の後継者不足の中、今後ますます生産力は低下していく事だろう。お金さえ出せば何でもお店で買えると信じている日本の消費者は、太平の世をむさぼり油断している。
外国に依存する食糧は、自国民を犠牲にしてまでは輸出してはくれないという当然の事を忘れ去っている。
農業の分野において、今後頻繁にマサカという事が起こり得る状況下にある。
さて、自分自身我が家の食料自給は大丈夫だろうか、じっくり見直す年始めにしたいものです。
 
 
 
 
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